楓蔦黄(もみじつたきばむ)
楓や蔦の葉が色づいてくる頃。暦の上では紅葉狩りの季節ですね。
都内の木々はまだ紅葉狩りには早いようですが、東京にも美しい紅葉が見られる場所はたくさんあります。一六八堂から徒歩圏内、荻窪にある大田黒公園は今日のような秋晴れの日にゆったり散策するのにぴったりの場所。回廊式の日本庭園が四季折々の表情でいつでも静かに迎えてくれます。近くに中央図書館あるので気になっていた文庫本を借りて、ゆったり池の畔で読書もおすすめです。今の時代電子書籍をお使いの方も多いのでしょうね。場所を取らずに膨大な数の本を携帯できとても便利なので実は私も利用はしています。でもやはり実際読むとなると紙の本のほうが便利でほっとする昭和生まれです。
ブログすっかりお休みしておりましたが、今度こそ心を入れ替え、マメに商品情報など掲載してまいります!今回は会津のギャラリー凛さんの商品のご案内です。
会津 きものギャラリー凛
アジアの伝統的な手仕事を和に取り入れて着物まわりの帯や小物を企画、製作されている会津のギャラリー凛さん。それぞれの国の個性豊かな素材で、着物だけでなく普段のお洋服にも素敵に映えるアイテムを数多く生み出されています。
Instagramではご案内しましたがこの度一六八堂にてその一部をお取り扱いさせていただけることになりました。インド、タイ、インドネシアの作家たちと製作した布をはじめ、籐などの自然素材を用いたバック、古渡更紗を再現した帯や小物たち。それぞれの風土が生んだ個性豊かな素材で作られた品々。ぜひみにいらしてください。
古渡更紗の帯は11月11日(日)までの期間限定!直接お手にとって見ていただけるこの機会をどうぞお見逃しなく!
スタッフ一押し商品をご紹介。
古渡更紗再現柄パッチワーク名古屋帯 75,000円(税別)
古渡更紗―再現柄―17世紀前後に日本に輸入されていたインド更紗は古渡更紗と呼ばれています。木版を用い、判を押すように染色された色鮮やかな更紗は、異国情緒に溢れ、茶道具などの布として当時の大名や茶人達から競って求められるようになり、インドでは現在でも当時のままの技法が綿々と受け継がれています。本品はそれらの古渡更紗を現在に再現しパッチワークで仕上げたものです
生地:タッサーシルクタッサーシルクはインドの野蚕の一つです。家蚕とは違い桑の葉ではなく、沙羅の葉などを食べ育ちます。糸の量は家蚕の2%程です。色は繭ごとに一定しておらず、自然とでてくる濃淡の柄はなんとも言えない美しさです。紬に良く合います。
今回小物も懐紙入れ、袱紗入れ、足袋入れ、数寄屋袋など小物もたくさん入荷しておりますがどの更紗柄も捨てがたく皆様どれにしようかとても迷われます。この帯はその魅力的な更紗柄の数々をパッチワークで散りばめていて様々な表情を見せてくれます。シンプルな柄や無地の紬にぴったり。ヘビロテ間違い無しの一枚です!是非直接お手にとって御覧くださいませ。
一六八堂は基本はリサイクル着物店ですがギャラリー凛さんの送品はすべて新品です。お手頃価格で手に入れたお気に入りの着物をより素敵にコーディネートできるアイテムとして個人的に大好きでお取り扱いをさせていただきました。もちろんリサイクルの着物、帯で5000以下の商品から1万円〜3万円以下のリーズナブルな商品がメインですので着物をこれから気軽に着てみたいという方も是非お気軽にのぞいてみてください。お待ち申し上げております!