【staff blog】着物だけじゃない!遠州木綿からこんな素敵なワンピースも

遠州木綿POP UP~2024・3月末迄

先日もご案内いたしましたが、浜松の池沼織工房さんのご厚意で大切な生地を100種以上なんと3月末迄という長期間お預かりできることになりました。大好きな木綿の生地をこんなにたくさん目の前にすると『これ仕立てたい!』『この生地とこの生地半分ずつで方身代わり?』とお仕立ての妄想ばかり広がってしまいます。そんなわけでblogがまた疎かになっておりましたので、本日より少しずつこれまでの和裁教室のお客様の作品などを通して遠州木綿のご紹介をしてまいりたいと思います。

遠州木綿 千織縞の4縞を見事に生かしたワンピース

 

昨年の夏の終わりごろに当店で遠州木綿をお求めくださったイギリスからのお客様より素敵なお写真いただきました。

お写真のワンピースは遠州木綿からお仕立てされたものです。無地で同じデザインのイメージ写真を生地ご購入の際に見せていただいたのですが、これを縞の遠州木綿からお仕立てしたらどんな風に仕立てあがるのだろうとわくわくしました。

お客様は日本人のお友達もご一緒でご本人も日本語がお上手な方でしたので、いろんな生地を並べておしゃべりしながらあれやこれやと試行錯誤。着物もお洋服も生地を選んだり、コーディネートを考えたりする時間が楽しい!そして仕上がりを待つわくわくドキドキ感もお誂えの醍醐味ですね!

今回主に使用された生地は池沼織工房 遠州木綿千織縞シリーズです。仕上がりのお写真を心待ちにしておりましたら数か月後、お写真より前にご本人が直接当店に遊びに来てくださいました!4種類の縞が織り込まれた千織縞を生かしたデザインはX(旧Twitter)でも大好評でしたので少し時間経っておりますが改めてblogでもご案内させていただきました。

 今回ご紹介した遠州木綿 千織縞シリーズは即売できる生地はハギレ程度と少ないのですがサンプルは全色ご用意がございます。オンラインではわかりにくい微妙な色の違いもございますのでお近くの方は是非実店舗で直接お手に取ってご覧くださいませ。

 

 

 

遠州木綿 池沼織工房

静岡県西部の遠州地方に工房を構える池沼織工房。創業から半世紀有余年という歴史がありながら、感性を大切に新たな生地の創出にも挑戦されています。

遠州木綿の歴史と製造工程