浜松注染×遠州木綿 喜多屋商店てぬぐい
浜松の伝統技術のコラボレーション!
遠州地方(静岡県西部地域)で作られる伝統的な綿織物・遠州木綿(遠州棉紬)。
日本の四季をイメージした温かみがある色使いと、水を通すほどに手に馴染んでいく、温かみのある綿織物です。
江戸時代に農家の人々の冬期の仕事や内職として広まり、生活着として人々の日常に根付いていきました。昭和中期にかけ、その名は全国へと広がり、遠州は三河(愛知県東部)や泉州(大阪府南西部)と並ぶ、日本三大綿織物産地となりました。
今回ご紹介の手ぬぐいはその温かみのある縦縞の木綿に、注染手ぬぐいで人気の喜多屋商店、森本圭さんが浜松注染でボーダー(横縞)を染め上げています。注染とは布の上に型紙を置き、上から染料を注いで染め上げる方法で、裏表同様に染まり、そのにじみやぼかしも手仕事ならではの魅力となっています。
それぞれの縞にボーダーが入ることによってこんなにポップに!通常の手ぬぐいよりも厚みのある棉紬の手ぬぐいは日常使いにはもちろん、タペストリーやランチョンマットなどインテリアや日常使いに、小物づくりにと用途はさまざま。